綴プロジェクト(正式名称は文化財未来継承プロジェクト)とは、高精細複製品を作成することで日本の貴重な文化財を未来に継承する取り組みです。
日本の文化財の中には保存などの問題で傷みやすい状態にあり、鑑賞の機会が限られている作品があります。また、海外にわたってしまい、日本人が鑑賞する機会が限られてしまったものもあります。
そういった作品たちを、最先端のデジタル技術と京都の伝統工芸の技を融合することで初めて可能となった高精細複製品として制作し、これを活用することで文化財を未来に継承しようというのが、綴プロジェクトの試みです。
キャノンと京都文化協会
このプロジェクトは、キャノンと京都文化協会が協力しておこなっています。キャノンが最新の技術によって取り込んだ文化財を印刷。それをもとに、京都の職人たちが文化財の複製を作成するのです。